地域を活性化する。田舎暮らしをする。持続可能な世界をつくる。 東京を頂点とする価値観が崩壊していく中で、地域で生きることがもっと求められているように思う。とはいえネックになるのは、地域には雇用がないということ。農都共生総合研究所では、そんな状況をクリエイティブに、特にウェブの力を使って打破できるアイデアのある人を求めている。 江戸川橋の駅の上。ビルの4階に農都共生総合研究所の事務所がある。同居しているエヌ・シー・シーという会社とともに、政策研究や農業ビジネス、そして地域活性化などのコンサルティングをしている会社だ。 広いバルコニーに面したオフィスはとても明るくて心地いい。政府などの仕事をしているのでおカタいところもあるかと思ったけれどそんなことはない。おカタいところとクリエイティブを橋渡しする、ちょうど中間にいるようなイメージ。 まずは代表の川辺さんに話を聞いてみた。 「はじめは