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ブックマーク / pspunch.com (3)

  • ビット・レートとバス幅 - Studio Gyokimae

    DAWでマイクやラインの信号を録音するとき、入力信号されたアナログ信号はA/Dコンバータによりデジタル・データに変換されます。 早い話、入力信号の電圧を一定間隔で測ることで、連続する値として記録するわけです。信号波形を方眼紙のマス目に落とし込んだような図は、どこかでご覧になったことがあるかも知れません。 おさらいがてら、次の2つの語句を再確認しましょう。 ビット・レート…測定する瞬間瞬間の電圧を測る、タテ軸の解像度。ビット・レートが高くなるほど、方眼紙のタテの目が細かくなる。1ビット増えるたびに解像度は2倍に。2ビットで4倍、8ビットで256倍に。 サンプル・レート…ヨコ軸の解像度。一秒当たりの測定回数が多いほどヨコの目が細かくなる。 ここまでの説明は、多くのコンバータやDAWが使用する「パルス符号変調(PCM)方式」に関するものです。SACDなどが使用する「DSD方式」は、まったく異なる

    ビット・レートとバス幅 - Studio Gyokimae
  • 収録レベルの話:Studio Gyokimae

    昔の音源、特に1990年代半ばまでにリリースされたCDを近年のタイトルと同じプレイリストで再生するとき、古いタイトルの方が音が小さく感じられることは、音楽に携わっている多くの方がご存知かと思います。 これは収録レベルを上げるデジタル技術が一般化した結果、ある程度レベルを「突っ込んで」収録しなければならない、という考えが広まった結果です。 自分の作品を市販タイトルと並べて聴いた時、音が小さいとやや不安に…いや、むしろ「ヒジョーに」不安になる気持ちは、私にもよくわかります。 しかし、これは音楽をリスナーに届ける上で、当に必要なのでしょうか? 日のクリエイター界隈ではあまり話題になっているのを聞きませんが、実はむしろ、マキシマイザで稼いだゲインがそのまま制作者に対して後悔となって跳ね返ってくるかもしれない状況が整いつつある…かも知れません。 この項では、音圧上げと呼ばれる行為がそもそもどんな

    収録レベルの話:Studio Gyokimae
  • サンプル・レートについて:Studio Gyokimae

    別記事「ビット・レートとバス幅」「ビット・レート下げ時の注意点」では、PCMサンプリング時に方眼紙のタテ軸にあたる「ビット・レート」の話を紹介しました。 この項では、ヨコ軸「サンプル・レート」について考察します。 サンプル可能な最大周波数(ナイキスト周波数) PCM方式では、サンプル・レートのちょうど半分の周波数が、収録可能な最大周波数になります。また、この値を「ナイキスト周波数」といいます。 サンプル・レート44.1kHzで収録されるCDは、その半分の22.05kHzが、理論上収録可能な最大周波数です。 さて、サンプル・レートの半分が収録可能な最大周波数となる、その理由とは一体… 百聞は一見にしかず、右の図をご覧ください。 正弦波の一周期を表現するには、少なくとも2サンプルを使用して上下の往復を描く必要があります。 エイリアス・ノイズ~録音可能以上の周波数 では、ナイキスト周波数以上の周

    サンプル・レートについて:Studio Gyokimae
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