「選挙結果は大きな権力によって操作されている」「投票用紙が書き換えられている」「1人で何枚も用紙を偽造して、票数を水増ししている」「投票結果はあらかじめ決められている出来レースだ」などなど… 選挙についてインターネットで検索してみた経験がある方なら一度はこういった不正選挙陰謀論を目にしたことがあるのではないでしょうか。 実際に投票や開票結果を意図的に操作することは可能なのでしょうか? 選挙の管理執行の実務に44年、開票事務の現場を最もよく知る人物の一人、選挙ドットコム顧問の一般社団法人 選挙制度実務研究会代表理事で選挙管理アドバイザーの小島勇人氏(以下、選挙管理アドバイザー 小島)に選挙ドットコム株式会社 取締役で選挙プランナーの松田馨(以下、選挙プランナー 松田)と一緒にお話をお伺いしました。 「不正選挙」は実在するのか? -選挙ドットコムライター 宮原ジェフリー(以下、選挙ドットコム