「何に対してもイライラし、怒りの矛先をどこかに向けたくなる。」そんな時ってありませんか? 人は、自分の機嫌が良いときはなぜそうなのか、その原因は簡単に解明することができますが、不機嫌なとき、なぜ自分がここまで不機嫌なのか説明できないことが多いそうです。 そこには実は、ego depletion(自我消耗)と呼ばれる心理学的な現象が働いているそうで、人間はある1つの領域で無理(我慢)をすると他の領域で自制心を発揮するためのリソース(我慢する忍耐力)が減ってしまう。 例えば厳しいダイエットをしたり、仕事の締め切りに追われている、ネットもテレビも見たいのに節電しなければならない、楽しいことは自粛しなければならないなど、心に無理をさせすぎると、ネガティブな思考や感情を回避することが難しくなり、それが不機嫌につながる。とまあ、そういうことなんだそうです。 なぜ不機嫌になるのか:自制心と怒りの研究 |
![人は何かを我慢をしていると自制心が効かなくなり他の事に対しても不機嫌になり怒りやすくなる(米研究)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bb73b522a814c1ae5ba7ede20ca117109402a523/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fparumo_zaeega%2Fimgs%2Fd%2F2%2Fd2a289de-s.png)