2019年に日本で開催されるラグビーのワールドカップ(W杯)の大会組織委員会は5日、岩手県・釜石市など14カ所が開催地に立候補したと発表した。来年3月に決まるW杯会場の目安は「10~12カ所」。果たして、アジア初のW杯の開催地はどこになるのだろうか 立候補地を発表する大会組織委員会・嶋津昭事務総長 「多からず、少なからずというか。それぞれの団体(自治体)が深く考えて、関係方面と調整して出した結果ですから。多ければいいというものでもありません」。大会組織委の嶋津昭事務総長はまず、そう口を開いた。昨年、60を超える自治体がW杯開催に興味を示していたが、ふたを開けてみると、わずか14カ所にとどまった。 開催立候補は、北から札幌市(札幌ドーム)、岩手県・釜石市(釜石鵜住居復興スタジアム=仮称)、仙台市(仙台スタジアム)、埼玉県・熊谷市(熊谷ラグビー場)、東京都(新国立競技場=仮称)、静岡県(小笠山
政府は6日、地方創生の司令塔である「まち・ひと・しごと創生本部」(本部長・安倍首相)の有識者会議で、地域活性化に向けた「長期ビジョン」と今後5年間の工程表となる「総合戦略」の骨子案を提示した。 ビジョン骨子案では、人口減少に歯止めをかけるため、1人の女性が生涯に産む子供の平均的な数を示す「合計特殊出生率」を1・8程度に引き上げるよう目指すことを打ち出した。2060年に日本の総人口1億人程度を維持するための足がかりにしたい考えだ。 ビジョン骨子案は、人口減少に関し、現状のままでは2050年に「6割以上の地域で人口が半分以下。2割の地域で無居住化する」と指摘。日本の合計特殊出生率は13年時点で1・43だが、経済協力開発機構(OECD)加盟国の半数以上は1・8程度を実現しているとして、「日本がまず目指すべき水準」と位置付けた。これを実現した上で、東京一極集中の是正などで日本全体として人口減少に歯
本県などで9日まで行われている災害対処訓練「みちのくALERT(アラート)2014」で、釜石市は災害拠点病院に近い同市甲子町(かっしちょう)の市球技場を8日の広域搬送訓練に使用することを見送った。大型ヘリの離発着による人工芝の損傷などを懸念した判断だが、東日本大震災の災害医療を担った関係者からは「災害医療の実態に即していない」と疑問の声が上がる。スポーツなど普段の活動と、万一に備えた訓練をいかに両立させるか。その姿勢が、未曾有の大災害を経験した被災地でも問われている。 釜石2次医療圏の災害拠点病院には同市甲子町の県立釜石病院が指定され、震災時も拠点となった。だが市は今回、同病院から約700メートルの市球技場の使用を認めなかった。自衛隊の大型ヘリや大型車両により人工芝が傷めば張り替えに多額の費用と最長半年の時間を要し、釜石シーウェイブスRFCやスポ少などの活動に大きな支障が出る恐れがある―が
若い女性の視点で三陸の魅力を発信しようと、岩手県沿岸広域振興局(釜石市)に勤務する20~30代の女性職員が、事業企画立案チーム「三陸ブランド創造隊」を設けた。来年1月、三陸鉄道南リアス線(釜石-盛)で企画した「スイーツ列車」を運行するのを皮切りに、駅弁開発、バスツアーなどを手掛ける。 通称「さんぶら隊」で、東京都からの応援職員1人を含む7人がメンバー。普段は釜石、大船渡、宮古各市にある別々の部署に勤めている。 振興局企画推進課主事の伊東かおるさん(24)が発起人となりメンバーを募集。「若い職員の能力向上につながる」と佐々木和延局長も賛同し、局予算100万円を得て10月に発足した。 三鉄でのスイーツ列車は来年1月17日に運行する。貸し切り列車で、釜石市の洋菓子店や東京の有名パティシエの「ここでしか味わえないお菓子」を提供する。 駅弁は被災した水産加工業「六串商店」(岩手県大槌町)が製
ヤンキースからFA(フリーエージェント)となったイチロー外野手(41)が、新代理人としてジョン・ボッグス氏と契約したことが6日(日本時間7日)、分かった。今オフはヤ軍との契約が満了となり、残留または移籍先を探す段階。メジャー15年目を迎えるにあたり、新パートナーとのタッグで交渉を進めることになった。 日米通算でプロ24年目を迎えるイチローが、新たなパートナーと手を組んで新天地を探すことになった。01年にマリナーズ入りして以来、代理人だったトニー・アタナシオ氏の健康上の理由もあり、心機一転、ベテランのボッグス氏と契約することになった。 メジャーでプレーを続けるという、イチローの強い意志の表れだった。ボッグス氏は、米球界で28年間にわたって代理人業務を務め、故トニー・グウィン氏(パドレス)をはじめ、ツインズのポール・モリター新監督、A・ゴンザレス(ドジャース)ハメルズ(フィリーズ)らの契約をま
12日に開幕する日米野球に出場するMLB代表の出場選手らが確定した。今季16勝を挙げたシューメーカー(エンゼルス)や37本塁打のカーター(アストロズ)ら14選手を7日に追加発表した。 出場予定だったジョーンズ(オリオールズ)アイバー(エンゼルス)ハーパー(ナショナルズ)は欠場となった。 ▽監督 ファレル(レッドソックス) ▽コーチ フランコナ(インディアンス) バターフィールド(レッドソックス) へール(ブルージェイズ) マダックス(レンジャーズ) ニエベス(レッドソックス) ▽投手※ベリボー(レイズ)※ブレビンス(ナショナルズ) カプアーノ(ヤンキース) チョート(カージナルス) ガスリー(ロイヤルズ)※ハンター(オリオールズ) 岩隈久志(マリナーズ)※メランソン(パイレーツ)※モラレス(ロッキーズ)※サンティアゴ(エンゼルス)※シューメーカー(エンゼルス)※ベラス(アストロズ) 和田毅
ヤンキースからFA(フリーエージェント)となったイチロー外野手(41)が、米国テレビに出演し来季への強い思いを語った。 イチローは米テレビの番組でも来季メジャーでプレーする決意表明をした。大リーグ専門テレビ局「MLBネットワーク」が3日に放送したインタビュー番組「スタジオ42」に出演。有名司会者ボブ・コスタス氏に、今後について「来年メジャーでプレーすることを固く決意している。どの球団かは、野球は個人スポーツでないので分からない。誰かがプレーする機会を与えたいと思ってくれなければならないが、私はどんなことをしてでもプレーする」と繰り返した。 現在メジャー通算2844安打の記録にも触れている。同3000安打まで156本に迫り、日米通算では4122安打。ピート・ローズが持つ世界記録の4256安打まで134安打としており「2つの記録は目の前にある目標ではある。だが、それがプレーし続けたい理由ではな
浦和の黄金期を築いた元日本代表DFの坪井慶介(35)が来季の構想外となったことが7日、分かった。02年に福岡大から加入し、今季で13シーズンも、世代交代を図るクラブ方針もあり、来季は浦和との契約を結ばない。 3日連続のオフ明けとなった7日は全体練習に参加。明るい雰囲気でチームメートとメニューを消化し、ファンサービスではサインや写真撮影に応じた。変わった様子もなく普段通りに振る舞った。 今季、浦和のDF陣は那須、森脇、槙野が不動のレギュラーとして活躍。GK西川を中心にリーグ最少タイの27失点と安定。坪井は対人の強さは誇るが、チームのスタイルとはフィットしなくなっていた。バックアップメンバーも永田充、浜田水輝と層も厚い。今季リーグ戦出場は3節広島戦のロスタイムに出場したわずか1試合。公式戦フル出場はナビスコ杯徳島戦の1試合と、出番は激減した。 浦和の初タイトルとなった03年ナビスコ杯を皮切りに
Jリーグが、史上初の2月開幕を計画していることが7日、分かった。2ステージ制になる来季は、2月28日のJ1開幕案が浮上しており、20日の理事会で承認される見通し。また、レギュラーシーズンの最終節は、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)決勝日と同じ11月21日を予定。同決勝に進出した場合、当該クラブだけ前倒しで最終節を行うため、史上初めて最終節開催日に全クラブがそろわない可能性がある。従来の常識を打ち破る試みで一層の飛躍へ改革を進める。 まだ雪が残る2月にJリーグが改革の1歩を踏み出す。2月開幕は過去22年間で前例がない。まだ肌寒く、天候に影響される危険はあるが決断に至った。来季の日程案はJ事務局で意見がまとまり、11日のJリーグ合同実行委員会で各クラブに伝えられ協議される。意見がまとまれば、20日の理事会で承認される。 日程調整に関わるJ関係者は「2ステージ制になったことや、ACLとの絡
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