第3次安倍改造内閣が目玉政策として打ち出した「1億総活躍社会」。政府は子育て支援を重要施策の一つに掲げ女性の活躍を後押しする考えだが、東日本大震災で被災した釜石市や宮古市では、復興事業などで求人が増加している一方、保育所などの不足が働く意思のある女性の足を引っ張っている。保育施設の大幅な増設は難しく、被災地で「総活躍」を実現するには、事業所内保育の充実への支援など、現状に合わせたきめ細かな対策が必要だ。 釜石市小川町の女性(29)は、長女(2)の子育て真っ盛り。看護師の資格を生かし週3、4回のパート勤務を希望しているが、保育所に空きがなく一時保育を利用して月に7回働くのがやっとだ。昨年5月から市に保育所入所を申請しているが、フルタイム勤務の家庭が優先され、パート希望者に連絡はない。 近くに身内がおらず残業や夜勤ができないためフルタイムで働くのは難しく、今は子どもとの時間も大切にしたい。一方
<仙台いじめ自殺>無関係の生徒 ネット中傷被害 仙台市泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=が2014年9月、いじめを苦に自殺した問題で、市教委は28日、男子生徒が所属していた部活の中ではいじめがなかった一方、一部の複数部員がクラスなどでいじめに関わっていたことをあらためて明らかにした。 河北新報社は、市教委の第三者委員会がまとめた自殺に関する調査報告書を情報公開請求で入手し27日、「部活動をめぐる悪口も繰り返されていた」と報道。部活に関する悪口との趣旨だったが、部員の保護者から「無関係の部員がインターネット上で加害者扱いされている」とのメールが寄せられたため、市教委に説明を求めた。 報告書によると男子生徒は、部活を休んだことについて教室や廊下で掃除時間などに「仮病」「サボり」と、部員とみられる生徒から悪口を言われることはあったが、部活内でのいじめは「現段階では把握されていない」(市
厳しい冬を前に、リスが木の実を集めておく冬支度の行動が、岩手県滝沢市の公園で見られ、かわいらしい姿が訪れた人たちを楽しませていました。 岩手県滝沢森林公園の中のネイチャーセンターでは、冬を前にしたこの時期、頭や背中が灰色の毛に変わってきている二ホンリスを見ることができます。 リスは食料が不足する厳しい冬を前に、地面を掘って木の実を隠す「貯食」と呼ばれる行動を取ることで知られています。この公園のニホンリスも、クルミが落ち始めた先月上旬から「貯食」を始め、この日も、木から下りてクルミを見つけては、器用に割って食べたり、茂みに隠したりしていました。 盛岡市から写真撮影に訪れた84歳の男性は、「地面を駆け回るリスの姿はかわいらしいです」と話していました。
せきなどの症状が出た後、原因不明のまひを起こす子どもが相次いで報告されていることがわかった。日本小児神経学会などによると、今年8月以降、全国で47人(0~11歳)が見つかったという。一部から「エンテロウイルスD68」というウイルスが検出されているが、まひとの因果関係はわかっていない。厚生労働省は実態調査を始めた。 エンテロウイルスは100種類以上ある。手や口に発疹ができる手足口病や、まひが出るポリオの原因になることでも知られる。 厚労省などによると、呼吸器の症状が出た患者から、エンテロウイルスD68が見つかったケースは2005年以降で200件以上報告されている。まひの症状が出たのは10年に山形で1件、昨年に広島で1件報告されていた。米国では昨年、重い呼吸器症状の報告が1千件以上あり、その一部でまひ症状もみられたという。 学会の調査や米国での報告を受… この記事は有料会員記事です。有料会員に
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