千葉県印西市の老人ホームで、睡眠導入剤を混ぜたお茶を同僚らに飲ませたなどとして准看護師の女が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、別の職員の飲み物に液体を混入する女の姿が撮影されていたことがわかった。不審に思った職員がスマートフォンの録画機能を作動させて離席したところ女が映っていたという。 千葉県警が11日に逮捕したのは印西市の波田野愛子容疑者(71)。施設では1月以降、強い眠気やめまいの症状を訴える職員が相次いでおり、動画を撮影した30代の女性職員も体調不良を起こしていた。 女性職員によると、6月13日、波田野容疑者が女性のジュースに何かを入れていたという話を施設長から聞いた。6月15日に波田野容疑者から仕事を頼まれて離席する際、自分の机上にスマホを立てかけて録画を始めた。約5分後に戻って確認すると、波田野容疑者が机上のコーヒーに白い液体を入れ、容器を振る様子が映っていたという。 女性職員はそ
「北限の海女」で知られる岩手県久慈市宇部町の小袖海岸で1日、海女の素潜り実演が始まった。北三陸に本格的な観光シーズン到来を告げる伝統の漁を、大勢の観光客が楽しんだ。 かすりの着物に白足袋姿の前田比奈さん(25)らが水温9度の冷たい海中に潜水。ウニを手に水面に浮上するたび、観光客から拍手がわき起こった。取れたてのウニを味わった男性(45)は「塩加減がちょうど良く、つぶつぶがとてもおいしい」。 小袖漁業生産部の村塚繁好部長は「海藻の磯焼けなどが原因でウニの身入りはいま一つだが、味はいい。優雅な素潜りとともに楽しんでほしい」と話した。 実演は9月までの土日祝日に1日3回。平日は10人以上の団体予約のみ。見学料は1人500円。問い合わせは小袖海女センター(0194・54・2261)へ。(阿部浩明)
梅雨前線に向かって温かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部では29日夜から30日未明にかけて局地的に大雨に見舞われた。 長崎地方気象台によると、長崎県壱岐市で午後11時20分までの1時間に95・5ミリの雨量を観測。午後11時40分には、同市芦辺町付近で1時間に約110ミリの解析雨量があったとして、記録的短時間大雨情報を発表した。 長崎地方気象台は30日午前0時28分、「壱岐市では50年に一度の記録的な大雨となっているところがある」と発表し、警戒を呼びかけている。 大雨の影響で土砂災害の危険が高まったとして、同市は午後11時32分、市内全域の1万1656世帯2万7367人に避難勧告を出した。 警察や消防によると、市内で小規模ながけ崩れや落石が発生しているという。 福岡市によると、玄界島(福岡市西区)で29日午後9時から1時間に52ミリ、小呂島(同)で午後11時から1時間に45・5ミリの強
埼玉県が防災ヘリコプターを使った山岳遭難救助を有料化すると決めた。「山ガール」という言葉まで生まれた登山ブームの一方、遭難は後を絶たない。これから夏山最盛期。有料化は是か非か。 3月の埼玉県議会。最大会派の自民党県議団が、防災ヘリに関する条例の改正案を提出した。県内の山で遭難し、県の防災ヘリに救助された登山者などから「手数料」を徴収するという内容。料金は燃料実費で、県によると1時間あたり5万円程度という。 「有料化は観光に悪影響」「まずは登山道の整備を」。議会では反対意見が出たが、提案者の県議は「有料化で登山者がより一層周到な準備をし、慎重な行動をとることが期待できる」「登山道はコスト面からどこまで整備すべきか」などと反論。転倒や滑落などの危険が潜む山岳に、自らの意思で赴く登山者の「受益者負担」を強調し、賛成多数で可決された。 改正案提出のきっかけは2010年7月の事故だ。同県秩父市の山中
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