SD-Bindingとは、SDA(SD card Association)1と4C Entity(IBM、Intel、松下、東芝の4社で構成されるデジタルコンテンツ著作権保護技術ライセンス組織)2により規定された、高度な暗号化技術(CPRM:Content Protection for Recordable Media)を用いてSDカード3にコンテンツを格納するための規格です。コンテンツ格納の際に用いる暗号鍵が取り出せる条件を限定することで、コンテンツを復号化することが可能な対象(特定の機種や挿入されているFOMAカードなど)をしぼることができます。 SDカードへの格納(移行4)はユーザ自身の操作によって行われますが、格納の条件については後述のSD-Bindingヘッダによりコンテンツプロバイダ側で指定します。SDカードの特徴である大容量を活かすことで、ユーザにとってはより多くのコンテンツ