少しだけ突っ込んだ話。 (曖昧さは人間の脳内補完に委ねるとして・・・。) LinuxにはTCPの3Wayハンドシェイク(即ち、SYN,SYN/SCK,ACK)状態保持に関連して、 次のようなパラメータを持っている。 net.ipv4.tcp_max_syn_backlog=1024 何それ?って人は # sysctl -a | grep tcp 等のコマンドで探します。 # sysctl -a | grep backlog?それじゃノイズが無さすぎて面白くn(ry これは、「LinuxがSYNを受信し、SYN/ACKで応答した状態をいくつ保持するか」というもの。 閾値を超えると、Linuxは新規に接続しようとするホストのリクエスト(SYN)を無視する。 最近のLinuxを、最近のハードウェアにとりあえずインストールすると、 初期値は上記のような1024とか言う数値になっていると思う。 利用
PPTPトンネルを通すフィルタを教えてください [ PPTPトンネル ] PPTPトンネルを利用する機器 Microsoft社では、Windows95やWindows98などで利用可能となっている 「Microsoft (R) VPN Adapter」または 「マイクロソフト(R)仮想プライベートネットワーク」というものがあります。 この「マイクロソフト(R)仮想プライベートネットワーク」は、 PPTPを利用して、PPTPサーバとPPTPクライアント間でVPN(Virtual Private Network)を張る機能を持っています。 制御コネクション PPTPの制御や管理をする情報の通り道 コネクション形式: TCP (PPTPサーバの待ち受けポート: 1723番) PPTPトンネル PPPパケットの通り道 コネクション形式: GRE (プロトコル番号: 47番) [ PPTPトンネルの
個人的にはあまり使わないwiresharkのDisplay Filterだが、知ってると便利な場合もあるのでメモ。 SYNフラグが設定されたパケットの表示 tcp.flags.syn==1 SYNフラグが設定されていないパケットの表示 tcp.flags.syn==0 SYNフラグのみ設定されたパケットの表示 tcp.flags==2 ACKフラグが設定されたパケットの表示 tcp.flags.ack==1 ACKフラグが設定されていないパケットの表示 tcp.flags.ack==0 ACKフラグのみ設定されたパケットの表示 tcp.flags==16 ACKフラグとSYNフラグが設定されたパケットの表示 tcp.flags.syn==1 && tcp.flags.ack==1 ACKフラグとSYNフラグのみ設定されたパケットの表示 tcp.flags==18 ACKフラグかSYNフラグ
研究に関連する実験で,遅延ACK(Delayed ACK)オプションを無効にした状態で, データ通信をする必要があったのですが,その時に陥ってしまった事例. 今まではFreeBSDのPCで実験を行っていたため,sysctlで簡単に無効にすることができたのですが, どうやらLinux系ではその方法では無効にできないようです.そこで, JM Projectで調べたところ,setsockopt()を用いてquickackモードを有効にすれば良い, という記述を発見したので,早速コードを修正してテストしてみたのですが・・・tcpdump で観察している限り,遅延ACKオプションは有効になったままの様子. 試行錯誤した結果,どうやら以下の記述が問題となっていたようです. TCP_QUICKACK ・・・(中略)・・・ このフラグは永続的なものではなく、 quickack モードから/モードへ切り替え
2012年10月2日(火) ■ localhost の特別扱い _ localhost というのはローカルなホストであって外部のホストではない。はず。なので、デフォルトで特別扱いしているアプリというのがたまにある、というのがちらっと近所で話題になって思い出したことを。 _ MySQL。サーバではなくクライアント側のライブラリ。この手の特別扱いでとびぬけておかしな挙動をしやがる。接続先ホストとして localhost を指定すると、127.0.0.1 でも ::1 でもなく、接続先を勝手に UNIX ドメインソケットに変更してつなぎにいきやがる。 詳細。ライブラリが勝手にやってるので、それを利用するアプリはすべてこのような挙動になる。localhost で待ち受けているのが自ホストの mysql サーバではなく、他ホストで動いている mysql に接続するために掘ったトンネルだったりするとこ
自分には早いような気がするけどメモ。 大量の接続がやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ! - 元RX-7乗りの適当な日々 こういった大量のTIME_WAITがある状況でtcp_tw_recycleを有効にするとソケットの再利用を有効にする、らしい。 tcp_tw_recycle (Boolean; default: disabled; Linux 2.4 以降) TIME_WAIT ソケットの素早い再利用を有効にする。 このオプションを有効にすると、 NAT (ネットワークアドレス変換) を用いていると問題が生じるので、 あまり推奨しない。 F's Garage @fshin2000 :tcp_tw_recycle=1にすると、今でもソフトバンク携帯で障害が起きる。 しかしtcp_tw_recycleを有効にすると、過去モバツイでsoftbank携帯で接続できない問題が起きたらしい。 どさにっき
Vistaで無線LANを使ってインターネットに接続するとしばらくして制限された接続に切り替わり切断され、しばらくすると接続されるという現象が何回も起こります。はっきりとした原因は分かりませんが、下記の設定を適用する事によりその現象を改善する事が出来ます。 1.「ネットワークと共有センター」をクリックし、左側の「ネットワーク接続の管理」をクリックします。 2.「ネットワーク接続の管理」が開くのでその中の「ワイヤレスネットワーク接続」を右クリックし「プロパティ」をクリックします。 3.「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」が開くので、その中の「この接続は次の項目を使用します」の「Qosパケットスケジューラ」と「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有」のチェックを外し、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し「プロパティ」をクリックします。 4.「
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