名古屋市(東区徳川町)にあり、徳川家康から尾張徳川家初代の徳川義直(家康9男)が譲り受けた遺品を中核に、江戸時代を通じて御三家筆頭の大名家に受け継がれてきた名品と、その後の収集品から成る1万件を超えたコレクションを有する美術館です。 コレクションをまとまった形で後世に伝えていくことに思いを定めた尾張家19代義親が、財団(美術館)にこれらを寄贈したことに始まる当館は、「源氏物語絵巻」や「初音の調度」をはじめとする国宝9件、重要文化財に指定される絵画・陶磁器・染織品など59件、「短刀 銘 吉光 名物 後藤藤四郎」など1000振に及ぶ刀剣類など、質量ともに充実した日本文化の発信地です。 徳川美術館に来ればいつでも、日本の伝統に育まれた極上の名品に出会えます。