国土交通省近畿運輸局は3日、上司ら4人に暴行を加え、うち1人に軽傷を負わせたとして、自動車技術安全部所属の男性職員(60)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。 発表によると、職員は神戸運輸監理部兵庫陸運部の陸運技術専門官だった7月15日、神戸市東灘区の同陸運部庁舎で、上司に熱いコーヒーをかけ、1週間のやけどを負わせるなどしたという。 職員は8月7日、事情聴取に訪れた別の上司の首を絞めるなどしたため、兵庫県警東灘署が暴行容疑で現行犯逮捕。神戸簡裁は8月28日、罰金50万円の略式命令を出し、職員は納付した。 職員は「非常に反省している」と話しているという。