スペイン・カタルーニャ自治州ジローナの独立の是非を問う住民投票の投票所で、入り口の扉のガラスを壊す治安警備総局員ら(2017年10月1日撮影)。(c)AFP/LLUIS GENE 【10月1日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で1日、同州独立の是非を問う住民投票が始まった。住民投票をめぐっては、これを違法とみなす中央政府とカタルーニャ州が対立して緊張が高まっており、バルセロナ(Barcelona)などで投票箱と投票用紙が国家警察らに押収された。 スペイン内務省は同日朝、プラスチック製の投票箱4個と積み重ねられた大量の投票用紙の画像をツイッター(Twitter)に投稿し「バルセロナで警察が最初に押収した投票箱と投票用紙だ」と説明。さらに投票が始まった午前9時(日本時間同日午後4時)ごろにも、「違法な住民投票のための用具」を没収せよとの裁判所命令に従って国家警察と