純金融資産保有額をもとに、総世帯を5つの階層に分けたうちの1つが「準富裕層」です。 「準富裕層」の基準とは何か、日本にどれくらいいるのか気になる人も多いのではないでしょうか。 本記事では、準富裕層について詳しく解説するとともに、富裕層や超富裕層との違いなども詳しく解説します。 準富裕層とは?準富裕層とは、純金融資産保有額が5000万円以上1億円未満の層を指します。野村総合研究所によって毎年行われている富裕層アンケート調査において、純保有金融資産額により定義している5つの階層のうちの1つです。 まず、ここでは準富裕層の日本の割合などを詳しく解説します。 ■準富裕層の日本の割合 野村総合研究所の「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数の推移」をもとに、準富裕層の日本の割合を見てみましょう。 2019年の準富裕層の純金融資産は255兆円、世帯数は341.8万世帯であり、日本の2019