黄金期のジャンプを思い返した時に、ドランゴンボールや北斗の拳のような作品はこれから先もいろんな視点で語られていくのだろうが、その黄金期に同じく名を並べテレビアニメ化などのヒット道を歩んだにも関わらず、その内容をあまり人々の記憶に留めてない、実弟に「喪主の花田勝氏」 と呼ばれるぐらい残念な作品というのがある。 銀牙―流れ星銀―(1983年~1987年) この作品は連載当初に打ち切り間近から盛り返し、人気急上昇でテレビアニメ化までするも、全世帯を巻き込んだ人気とはならずアニメはすぐ打ち切りとなった訳だが、それでも誌面では爆発的なヒットとならずともこの激戦区を生き抜いてきた価値ある作品なのだ。 ミスユニバースで世界一をとる日本代表は日本国内での活動がなぜかぱっとしないのと同じで、何が勝ちかを判断するのは難しい。 同じく黄金期に人気と共にアニメ化されるも、打ち切りとなると最終号の作者コメ欄に 「こ