私は組み込みLinuxのルートファイルシステムを作るのにいつもBuildrootを使っています。 そのときにいつもしていることを備忘録がてら書いておきます。 ccache を有効にする ルートファイルシステムを構築するときに、特に最初の段階では何度もmake clean してからビルドをやり直すことが多くなります。そうするとクロスコンパイラを作るところからやり直しになるので、かなり時間がかかります。この時間を短縮するのにccacheが効果が高いです。 ccacheは一度コンパイルした内容を別のところにキャッシュとして保存しておき、次に同じソースを同じコンパイルオプションでコンパイルするときにはそのキャッシュからとってきてくれます。 Buildrootではccacheの使用がサポートされていて、コンフィグの設定を有効にするだけで簡単にccacheを利用することができます。 make menu