お年寄りがカメラアプリに望んだものは? – その声を元に一晩でプロトタイピング ITふれあいカフェでは、日々訪れる地域のお年寄りにスマホやタブレットの使い方を教えていますが、真の狙いは、高齢者の声を製品開発に反映させる仕組みを作ることです。その一つは、企業から開発途上の製品やアイディアの検証を受ける事業であり、他方では、我々も自ら高齢者向け製品の開発を手掛けようとしています。 その第一弾として2014年11月、ITふれあいカフェ肝付で高齢者を交えたハッカソンを開催しました。「みんなのカメラ」と題して、日頃使っているiPad Airのカメラの使いにくい点を挙げ、その改善案のプロトタイプを翌日に検証してもらう2日間です。 「わからないのがわからない」- 高齢者の声をヒントにアイディアソン まずはアイディアソン。普段iPadで撮影をする際に困ったことを参加者から教えてもらいました。単に聞くだけで
![お年寄りがカメラアプリに望んだものは? – その声を元に一晩でプロトタイピング](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c07079eeb0e6db5c1cd392a3eabba369537c97d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.takaranoyama.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F12%2Fkimotsuki_ws1-1.jpg)