コード・ジェネレーションとは,ユーザー・インタフェース作成やDBアクセスなど似たようなコードが何度も登場する場合に役立つ手法です。開発したコードを読み込ませることで,定型部分を自動生成できるからです。今回はコード・ジェネレーションに向いたRubyを例に考え方,導入方法を紹介します。 コンピュータ業界に身を置いていると,日本は外国からの影響を受けやすいと強く感じます。ほとんどのコンピュータ技術が外国生まれなので,仕方のないことなのかもしれません。米国製アーキテクチャのPCに,米国製のOS(私のはフィンランド産ですが)を使い,使用するアプリケーションの多くも外国産です。ソフトウエアの流行も米国に半年から数年遅れて広まるため,海外の状況を見ていると大まかに日本のソフトウエア業界の将来を予測できます。 純粋な日本生まれのRubyにも同じ傾向があるようです。2005年12月に正式版が登場した「Rub