竹灯籠(とうろう)の明かりで浮かび上がった「1.17」の文字=神戸市中央区の東遊園地で2019年1月17日午後5時半、本社ヘリから小出洋平撮影 阪神大震災25年に合わせ、民間団体により60件の追悼行事が開かれることが、市民グループのまとめで明らかになった。行事は5年ごとの「節目」に多くなる傾向にあるが、今年は最も多かった「震災20年」の2015年より50件少ない。関係者からは震災の記憶の風化を懸念する声も上がっている。 「市民による追悼行事を考える会」(神戸市)によると、行政主催を除いた追悼行事の回数は、震災10年(05年)が101件▽震災15年(10年…