トップ > 滋賀 > 10月3日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 巨額負担なら廃線も 信楽鉄道復旧で甲賀市長 Tweet mixiチェック 2013年10月3日 甲賀市の中嶋武嗣市長は二日の定例会見で、台風18号で鉄橋が崩落した信楽高原鉄道について「(復旧の)費用が算出された段階で最終的な決断をしなければならない」と述べ、鉄道の存廃を検討する可能性を示唆した。 ただ「復旧して運行する手段を第一に考える。国・県にも支援を求める」と強調。工法や費用の調査に要する期間は未定で、判断の時期も明らかにしなかった。 市によると、杣(そま)川の鉄橋の橋脚一本と橋げたが損壊。最低限の復旧費を約三億五千万円と試算するが、橋全体の改築が必要になる場合もあり総額は不透明だ。 鉄道は今年四月、市が施設を維持管理する「上下分離方式」に移行。このため、国や県の支援次第で市が多額の負担をしなければならなくなる。市幹部は