西東京バスは7月から、携帯電話およびスマホ専用の電源コンセントを搭載した『電源バス』の運行を開始した。『電源バス』は通常の路線バス車両に専用インバーターを追加搭載し、中扉後部の窓側座席に充電コンセントを8個(大型車両は12個)設置している。ユーザーはバス乗車中に無料で携帯電話およびスマホの充電が可能だ。なお、電力使用量の大きいノートPCなどは利用できない。 同社の路線バスにはすでに『au WiFi SPOT』が設置されており、auスマホユーザーはさらに快適に利用可能。『電源バス』には他のバスと識別するための専用ステッカーが貼られている。 『電源バス』は今年11月までに計23台が導入される予定で、八王子市、あきる野市、日の出町、福生市などで路線を限定せず運行される。今後も毎年の車両更新に合わせて導入が進められる予定。 西東京バスの運行エリアは次の通り。 【東京都西部】八王子市、日野市、昭島市
東日本大震災で被災したJR気仙沼線と大船渡線の復旧方針をめぐり、JR東日本が鉄路復旧を断念し、バス高速輸送システム(BRT)を存続させる方針を固めたことが20日、分かった。国土交通省で24日に開かれる沿線自治体首長会議の第2回会合で提案する見通し。 関係者によると、JR東と国交省の担当者が16日、両県の沿線自治体を訪問。今後の会議の進め方などについて協議した。JR東はBRTについて存続を前提に、便数の増加や路線の拡充といった利便性を高める姿勢を強調。鉄路復旧の考えは示さなかった。 6月にあった首長会議の初会合で、JR東は両線の復旧に掛かる費用が計1100億円に上るため、全額負担は困難との考えを表明。震災前から両線の利用が低迷しており、鉄路復旧に消極的な姿勢を示した。 首長側は「次回会合までに方向性を示してほしい」とJR東に要望していた。 首長会議は気仙沼市、登米市、宮城県南三陸町、
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