ニューヨーク(New York)で撮影されたドーナッツ(2009年9月1日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Andrew H. Walker 【11月25日 AFP】高脂肪で糖分の高い食事は脳内の化学物質に対して精神安定剤と同じ効果をもたらすとの研究報告を、オーストラリアの科学者らが24日、発表した。「ホッとする食べ物」を求めてしまう気持ちに科学的な根拠が与えられた形だ。 研究チームを率いるマーガレット・モリス(Margaret Morris)氏によれば、強いストレスにさらされた場合に、おいしい物を食べることで不安感が軽減されることが明らかになったという。 モリス氏率いるニューサウスウエールズ大学(University of New South Wales)の研究チームは、幼少期に強いストレスを与えられて抑うつ的、または不安にかられた行動をとるようになったラットに対して比較試