反捕鯨の容疑者、政治亡命を申請 拘束中、仏大統領に書簡 時事通信 外信部2024年10月17日06時32分配信 ポール・ワトソン容疑者(AFP時事) 【パリ時事】デンマーク領グリーンランドで拘束され、日本が身柄引き渡しを求める反捕鯨団体シー・シェパード(SS)創設者ポール・ワトソン容疑者(73)が、フランスのマクロン大統領に書簡で政治亡命を申請した。SSのラミヤ・エセムラリ仏支部長が16日の記者会見で明らかにした。 反捕鯨団体創始者の勾留延長 3回目、23日まで―グリーンランド 書簡を送ったのは数日前。会見に同席した一人は、ワトソン容疑者が亡命を希望するのは「現在の逆境からの逃避ではない」と主張した。 フランスは反捕鯨国で、同容疑者は1年ほど前に移住。7月の拘束後間もなく、仏大統領府は「ワトソンが日本に引き渡されないよう、デンマーク当局に働き掛ける」と表明していた。 同容疑者を巡っては、2