ちょっと前に思いついたことですが、「ライバルのいない少年漫画」という軸で見ると、『シャカリキ!』と『放課後ウインド・オーケストラ』はけっこう近い位置で語れない? という話。 シャカリキ! (Vol.1) (ビッグコミックスワイド) 小学館 2000-06 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools放課後ウインド・オーケストラ 1 (ジャンプコミックス) 集英社 2008-07-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 昔、ある人と「ヒーローに敵は必要であるかどうか」という討論をした時に、そうではないヒーローの例として『シャカリキ!』のテルを挙げたことがあって、要は、 「外の世界に試されながら」 「自分自身と戦う」 ……の両方が揃えば少年漫画のヒーローになりうるはずだ、と言えるでしょうか。 放課後WOのセリフで言えば、「(自分を