2010年10月28日のブックマーク (3件)

  • 『猫物語(白)』 西尾維新著  解決へ向けてのセカンドシーズン〜これぞ、ザ・ビルドゥングスロマンだ!!! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 読んだ!読んだ!読んだ!! 素晴らしい、超感動した!!! あとがきで書いているが、いままでの作品が「ファーストシーズン」とすれば、これは「セカンドシーズン」の始まりというのは、まさに!だ。というのは、これまででの出来事は『あった出来事』なんだけれども、それについての、、、、つまりそれまでは妖怪の怪異という形で、それぞれのキャラクターの心が生み出してきたものをテーマに描かれてきたんだけど、ようはそれって、それぞれのトラウマでしょう。ようは「そういう出来事があった」で終わっている。けど、このセカンドシーズンは、その出来事を受けて、キャラクターがどうそれと向き合って、どう解決を志向するか!ってことを描いている。普通、、、、これだけ長いシリーズものになると、こんな途中から劇的に温度が上がったり、スピードのやテンションの上がる質的な転換を迎えない

    『猫物語(白)』 西尾維新著  解決へ向けてのセカンドシーズン〜これぞ、ザ・ビルドゥングスロマンだ!!! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    izumino
    izumino 2010/10/28
  • 『とめはねっ!』だけが書道マンガじゃない! ―『ばらかもん』のススメ― - レスター伯の限界

    最近将棋漫画、カルタ漫画に続いて、 史上空前の書道マンガブームが巻き起こっています! といっても今回取り上げるのは『とめはね!』の方ではなく、 『ガンガンONLINE』で連載中のヨシノサツキ『ばらかもん』。 五島列島を舞台に繰り広げられるほのぼの書道マンガの魅力をご紹介したいと思います。 ばらかもん(1) (ガンガンコミックスONLINE) 作者: ヨシノサツキ出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2009/07/22メディア: コミック購入: 4人 クリック: 134回この商品を含むブログ (130件) を見る 1.大人→子供、都会→田舎という視点と書道家であること ばらかもんの舞台は、作者の故郷である五島列島。 主人公の書道家半田清舟は半ば親に島流しをらって五島列島にやってくるのですが、 都会っ子で大人(中二病患者ですが)の半田が 田舎の島民、特に子供たちと交流するなか

    『とめはねっ!』だけが書道マンガじゃない! ―『ばらかもん』のススメ― - レスター伯の限界
    izumino
    izumino 2010/10/28
    レスターさん漫画レビュー更新するのうますぎじゃないかな!
  • 一足先に宇野常寛の「母性のディストピア」を読んでみる - 本日、半端者

    新潮 2008年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/07メディア: 雑誌 クリック: 12回この商品を含むブログ (8件) を見る宇野常寛の作品を「ゼロ想」以外読んでいなかったので、その後の氏の評論を一通り読んでみた。一通り要約してみると 敗戦、アメリカの支配を受けることによって、日人はそれまでの前近代的な母性を通じた<成熟>への回路を失った。そこで、戦後ではアメリカという存在と(肯定的であれ、否定的であれ)対峙することによって、成熟するという新しい成熟への道が浮かび上がった。しかし、冷戦構造の崩壊によって、アメリカという存在の力が弱くなり、日人は再び成熟への回路を見失うことになった。そのような状況の下で、前近代的な母性に身をゆだね、他者を排除し、成熟を拒否する物語がサブカルチャーを中心に再び現れることになった。これでは、有限な存在である人間にとっ

    一足先に宇野常寛の「母性のディストピア」を読んでみる - 本日、半端者