米GoogleがWebベースの表計算アプリケーション「Google Spreadsheets」の試験提供を開始した。これまで電子メールの「Gmail」、カレンダー機能の「Google Calender」など、検索エンジンを軸に次々にサービスを拡大してきたGoogleだが、今度は米Microsoftの牙城であるオフィスアプリケーションに参入することになる。Googleが狙っているのは何か、整理してみよう。 ユーザー限定でスタートしたGoogle Spreadsheetsについて、同社はGoogle Labsの試験提供であることを強調している。だが、オフィスアプリ分野に参入することは間違いない。というのは、今年3月にWebベースのワープロを提供する米UpstartleのWritely事業を買収しており、“オフィススイート”と呼ぶのに必要な機能をそろえつつあるからだ。 現在、Microsoftは