携帯端末のプラットフォームの覇権を巡る戦いが続いている。米Microsoftは数年前からWindows MobileでPC分野からの参入を図っており、Linux陣営でもいくつかのコンソシアムや提携が生まれ、じわじわと存在感を強めてきた。 NokiaのMarko Keskinen氏 現在この市場で端末とともにプラットフォームでもトップの座についているのはNokia。同社が今後、どうやって激しい攻撃から身をかわすのか、同社アジア・パシフィック、カスタマー&マーケットオペレーション、テクノロジー&ポートフォリオマネージメント担当ディレクターのMarko Keskinen氏に話を聞いた。 --先日、日本のNTTドコモ、英Vodafone、NEC、パナソニックがLinuxベースのモバイルプラットフォーム開発で提携しました。スマートフォン分野では、Nokiaの「S60」/Symbian、Windows