コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は6月9日、Winnyネットワーク上で著作権侵害しているファイルを検索し、ファイルを所有しているノードを特定するシステムを試験運用すると明らかにした。 Winnyの脆弱性を通報した米eEye Digital Securityが国内の権利者団体に無償提供した。Winnyネットワーク上の特定のファイルをキーワード検索し、そのファイルを保有しているノードのIPアドレスを抽出できるという。 試験運用がうまくいけば、ISPの協力を得て、違法ファイルを保有するユーザーに接触したいとしている。 関連記事 Winny経由の情報漏えい、二次被害も深刻に――CMUカンファレンス カーネギーメロン大学日本校は5月15日、Winny経由の情報漏えい対策を巡るオープン・カンファレンスを開催した。 「Winnyを使い続けることには相当のリスクがある」――米eEyeの鵜飼氏