tamo曰く、"『FBIが恐れた伝説のハッカー』と呼ばれ、また著書 『欺術』でも有名なケビン・ミトニックの最新作 『ハッカーズ その侵入の手口』全 11 章中 5 章が 先行公開されています。 これは「あなたのブログでオススメしてみませんか」コンテストと題して、個人ブログによる宣伝を狙ったものです。 この手の書籍は既に多数あり、和訳に時間がかかって技術的には時代遅れになることも多いので、 PDF で内容を確認してから購入することができるのは非常に助かります。 実際、ざっと眺めてみたところ、ソーシャルエンジニアリングを得意とする著者らしく、クラッキングの 技術的な背景についてよりも、社会的な背景や犯人の心理などについてよく描写されていると感じました。 このような犯罪への対策を考える際に必要な知識として、まさしく「奴らは常識の斜め上を行く」 ということを実例から学べる良書と感じました。"