埼玉りそな銀行は2006年5月30日、同行のインターネット・バンキング・サービスを利用しているユーザーのパスワードなどが不正に盗まれ、10万円が出金される事件を確認したと発表した。 同行では、心当たりのないメールの添付ファイルを開かない、不特定多数の人が利用するパソコンからの取引をやめる、ウイルス/スパイウエア対策ソフトを利用するなど、インターネット・バンキング・サービスを利用する際に注意すべきポイントをユーザーに促している(写真)。このことから、スパイウエアなどの不正プログラムによりユーザーのIDやパスワードが盗まれ、それを悪用されたと考えられる。