先日、日本の家計貯蓄率が過去最低の3.1%となったという報道があった。「日本人は貯蓄好き」というイメージをすっかり刷り込まれて育ってきたので、既に先進国ではアメリカについで家計貯蓄率が低い国になっている、という事実はなかなか感慨深い。 http://news.www.infoseek.co.jp/business/story/13reutersJAPAN242547/ 一方、最近バーナンキFRB議長たちから盛んに「貯蓄率を下げなさい」といわれている中国の家計貯蓄の事情はどうなっているだろうか。IMFのエコノミストEswar Prasadが昨年バークレーで行った報告によれば、家計サンプル調査に基づく中国都市家計の貯蓄率の数字は1990年代後半以降は20%弱で推移しており、ほぼ日本の70年代の水準に近い状況だと思われる。 http://www.econ.berkeley.edu/users/w
すっかりお待たせしてしまった、2006年映画の迷言集・後編です。 “大胆もいいが、行き過ぎるとアホだ” 『M:i:Ⅲ』 私生活では行き過ぎちゃったかな、トムは。 “俺がクソを流し忘れても、それを食べていいということにはならない” 『リブフリーキー、ダイフリーキー!』 スゲー例え。 “恋人にパリに誘われたら、普通は行くものよ!” 『2番目のキス』 知りませんでした…。 “死んでまで迷惑をかけるヤツだ” 『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』 ロックスターの鏡、ある意味。 “人間は生きるために食べてるんじゃない。食べるために生きてる” 『森のリトル・ギャング』 正月太りの腹を眺めて、しみじみ納得。 “君のような炭水化物を食べる人間に、その服を着る資格はない” 『プラダを着た悪魔』 悪かったな! “彼は握手するように簡単に人を殺す” 『カポーティ』 現代も“冷血”であふれています…。
このサイトについて このサイトは、複雑怪奇なパソコンの文字をめぐる問題を整理するための 備忘録として作成しました。 資料は、できるだけ個人の判断が入らないように注意を払い、 原資料に忠実であるように心がけました。 これは、個人的な見解よりも、現実認識の方が重要だと思ったからです。 そのため、作成の目的上、不要と思われるものも、そのまま載せました。 ご利用の際は、各自で個別の判断をして、取捨選択していただきたいと思います。 また、出来るだけ原資料を明示するように心がけました。 それぞれの資料にも直接あたられることをお勧めします。 PDFが主体で、フォントを全て埋め込んだために、重いものも少なくありません。 ブラウザーで表示するよりも、直接ダウンロードした方が早いかも知れません。 また、表示がぎこちなかったり、印刷に支障が出る場合は、 Acrobat Reader のバージョンを下げると改善さ
私がメインに使ってるソーシャルブックマーク(SBM)は、はてなブックマーク(はてブ)なんだけど、最近Googleブックマークとかと使い分けるようになった。 で、Going My WayさんのGoogle Bookmarkにさっと追加できるBookmarkletというページに Google Bookmarks用のブックマークレットが公開されているのだけれど、これは残念ながらURIとタイトルしか持って来ることができないので少し不便… で、ちょっとググってみると観測気球さんの右クリックで Google Bookmarkというページに、引用したい文章を選択状態にしてブックマークレットを実行すると、メモ欄にその文章が入力された状態になるブックマークレットを見つけた…んだけど、IE用?なのか、Syleraでは動かなかったので、それらを参考に、ちょっと自分で作ってみました。 使い方自体は、観測気球さんの
山形浩生さんが訳した一連のフェアトレード関係のEconomist掲載記事 スターバックス VS エチオピア http://cruel.org/economist/economiststarbucks.html 倫理的な食べ物はかえって有害かもしれない。 http://cruel.org/economist/economistgoodfood.html 「買い物かごで投票?」 よりフェアトレードの部分を抜粋 http://cruel.org/economist/economistshopping.html については、だいぶ前に目を通していたのだが、ちょっと引っかかっていた点があってなかなかエントリにまとめられなかった。ようやく考えがまとまってきた(ような気がする)ので、忘れないうちに書いておきたい。 このうちエチオピアの話については、コーヒー豆の商標登録の制度について詳しくないのでいまひと
大分前に書いた成瀬巳喜男の『鰯雲』についてのエントリ(id:kaikaji:20060214#p2)に若手の映画研究者の方からトラックバックを頂いたが、そこで紹介されている「春嫁と秋嫁」の話はすごい。 嫁に春嫁と秋嫁と言うのがある。春嫁、つまり三月から四月ごろまでに貰う春の嫁は、貰い方の勝ちで、くれ方の負けだとされるのは、貰う早々、ムダめしも食わせず野良へ連れ出せるからである。これは貰い方の優位な場合そうなる。秋嫁、つまり秋の穫り入れがすんでから貰う秋の嫁は、それから秋、冬と長い間ムダめしを食わせてあそばせてからでないと、野良がはじまらない。この方はくれ方の優位な場合である。(十六) 「封建的」云々というより、あまりにその発想が経済合理的なのに驚かされる。思わずbewaadさんによる一連の「農家の経済学」のエントリを連想してしまった。 http://bewaad.com/20060608.
ひとつ上のヒューマンマネジメント : 5分で人を育てる技術 (5)言うことを聞かない“自信過剰な部下”(芦屋広太さん) ふたつ下のヒューマンマネジメント:5分で人をダメにする技術 - 優秀な部下の能力の芽を摘み取る無能な上司(小野和俊さん) 人を育てられると思ったら負けだと思っている(小飼弾さん) 紛糾している部分の議論はさておいて。 芦屋:坂本,この「貴方の営業ご担当者様が販売活動しやすいように工夫しています」という表現は,抽象的で意味不明じゃないか。意味が分からないから,「先方へのアピール」になってないんじゃないか。説得力もないよ。ここは,具体的な事例を使って修正すべきだな。どう修正すればいいか考えてよ。 坂本:いや,ここはこれでいいんですよ。この文章はあえて抽象的でいいんです。いろいろ,イメージを膨らませてもらう効果が出ればいいんですよ。 芦屋:駄目だよ。そんなんじゃ「いい加減な提案
前回のエントリid:kaikaji:20061123の続きです。よろしければコメント欄の「政治学者の卵さん」とのやり取りもご覧ください。 さて、前回、フェアトレードによるコーヒー豆の買い付けに経済学的意味があるとすれば、それは「援助」ではなく「生産リスクの消費者への転化」にあると述べた。 しかし、実際のフェアトレードによる豆の買い付けはかなり「援助」に近いものになっているように思えるのも事実である。 もちろん、そうなっている最大の原因は、前回のエントリで指摘した世界的なコーヒー豆の過剰生産と、その結果としての価格の長期下落にある。そして、その背景には、ハーフォード、スティグリッツ、マンキュー、そしてボノが指摘しているような、先進国の補助金政策をはじめとしたグローバル市場における農産物の生産構造の問題がある。 リスクの軽減によって効用水準の上昇を見込めるのは農産物価格がランダムに変化する場合
フェアトレード運動については今までどちらかと扱うのを避けていたのだが、前回予告したので、頑張って論じてみる。一般的にはフェアトレード運動も反スウェットショップ運動と同じく先進国の「倫理観」に支えられた理想主義的な運動だと思われがちである。しかし本当のところはどうか、ということを考えてみたい。 さて、フェアトレードの対象となる商品は工芸品や衣類も含め多岐にわたっている。しかし最も影響力が大きく、市場浸透率も高い商品はというと、それはコーヒーだということに意義を挟む人はあまりいないだろう。もちろん、コーヒーがフェアトレードの主力製品になっていることにはきちんとした理由があるし、したがってフェアトレードの存在意義を論じるうえでもコーヒーは最適の題材であるはずだ。 で、世界のコーヒー貿易とフェアトレード運動の関わりについて、僕が知っている限り最も明確な説明を行っているのが、すでにあちこちで話題にな
原油高に伴うガソリン価格の値上げ、鉄などの原材料費高に伴う自動車の値上げに、少しでも家庭に、財布にやさしいエコ術を伝授いたします。
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