現状、ボードゲームは明らかにマイナーな趣味である。一度でもプレイしたことのある人数は日本国民の30%未満、人生ゲームを除外したら5%未満、更に(比較的有名な)モノポリーとUNOを除外したら割合は1%を大きく下回りそうだ(数字には感覚以上の根拠はありません)。 そのマイナーな遊びが広まらない原因は幾つもあるが、そのなかに「価格」というファクターが絡んで来る。 一般にボードゲームの流通価格は5000円前後。カードゲーム類では1000円程度からあるが、ボードゲームでは安いもので3000円程度、高いものでは1万円前後の価格になる。これは輸入のコストや流通量の少なさ等を考えれば仕方のないところだが、そうした事情は消費者にはあまり関係がない。 単純に遊びに賭けるコストとしてみた場合、これは高いのか安いのか。 コンピューターゲームとの比較:コストパフォーマンス ボードゲームを知る人がしばしば比較対象とす