昨日の続き。松原教授は羽生三冠の大ファンで、北海道に来るたびに追っかけするくらいだったそうで、それが縁で今回の公演に来ていただいたとのことでした。 OHPで東大将棋の画面が映し出されます。ここからは実践譜を元に羽生三冠がどのように考えているかについての対談になります。 朝日オープン決勝 対藤井猛九段戦 松原「羽生さんが勝って良かったです。負けてたら紹介しづらくなってましたw」 先手藤井九段は藤井システムを採用。 藤井システムはここ10年で3本の指に入る画期的な戦法 穴熊狙いが明確なので自分は急戦にした。それを見て藤井さんは玉を囲った。臨機応変に手を選ぶ。対局前から先方を決めていくということは無い。 中盤が終わるまでは確認作業。定跡の中からお互いの同意の下で手が進んでいく。 (へんな角を打ったところで)打つ手が無ければ手を渡す。手の渡しあいで一局になる。直線的に進んでだめならば曲線的な手を打