図書館民営化と公共性の議論に水を差してみる 何がきっかけか、はてブなんかを軸に標題の議論が色んなブログで盛り上がっているようでありまして(うちのような地味系blogにもリンク張って貰ったり、トラバして貰ったりしてもろてます。皆様、どもども)。こちらのHebiさんのがこの件についてよく纏まったリストになっとりますのでご参考に。 で、ほうぼう斜め読みさせていただきましたが(ごめんね、こらえがなくて深く読まないまま斜めにしたところがあるの…)、図書館民営化(ほんとは指定管理者制度は民営化というよりも委託に近い形態なんだけどさ、なんか議論が民営化に一足飛びになってるので、ここでは敢えてごっちゃにしておく)賛成、反対意見双方に突っ込んで、両者から嫌われてみようかと思う次第で。 まず反対派(主に現役図書館員)は乱暴にまとめると、『市民の図書館』的図書館を根底にして図書館の公共性を訴えておられるよ