ITコンサルタントとして、製品やSIerの選定評価に携わるときにいつも思うことがある。 「出来ないことは出来ないと言って欲しい」 のである。ところが、何でもかんでも「出来ます」「(製品の)標準機能で対応できます」といって嘘をつく担当者の多いことこの上ない。困ったものだ。フェーズにもよるが正直に言ってもらえれば傷は浅い、もし出来ないならその機能を減らすなり他の方法を考える為に我々ITコンサルタントが間に入っているのだから。 こういう人はSEに比べると営業に非常に多い。また国内ベンダーに比較すると海外ベンダーの人はなかなか「出来ません」とか「追加開発(カスタマイズ)になります」とは言わない傾向がある。 まあ彼らの立場からすると「出来ません」と答えた時点で評価を下げられて失注してしまうかもしれないのだからこういう行動に出るのもある程度まではわかるのだが、こちらから出来そうにない技術的ポイントを具