2006年05月17日 一部報道機関は13日、「米アップルコンピュータ社とソフトバンク(株)が日本における携帯電話事業で提携し、iPodの機能を内蔵した端末を共同開発して年内に発表する」と報じた。このニュースについて、ソフトバンクは15日にプレスリリースで「報道機関による憶測記事。報道された内容は当社で機関決定したものではない」と否定している。また、アップルはコメントを出さずに静観している状況だ。 果たしてアップルとソフトバンクの提携話は本当なのだろうか。また、仮にすでに提携が実現していて、今後アップルのプロダクトやサービスが日本の携帯電話業界で展開された場合、どういった影響を及ぼすのだろう。本連載では3回に渡り、ジャーナリストやアナリストにその可能性を探ってもらう。 第1回 津田大介氏 インターネットやビジネス誌を中心に、幅広いジャンルの記事を執筆するライター/ITジャーナリスト。音楽