調査会社のノーク・リサーチは5月23日,中堅・中小企業におけるサーバーOS実態調査の結果を発表した。この調査では,中堅・中小企業にメインのサーバーOSを質問している。調査結果によると,利用シェアが最も高かったサーバーOSはWindows 2000の39.2%。Windows 2003の25.9%,Windows NTの18.8%がこれに続いており,8割以上の中堅・中小企業がメインのサーバーOSにWindowsを利用していることが明らかになった。 これに対し,メインのサーバーOSにLinuxを使用している中堅・中小企業は5.5%にとどまる。ノーク・リサーチによると「この3年間の調査結果を見る限り,Linuxのシェアにはほとんど変化がなく,むしろ漸減傾向」という結果になった。 ただし,複数台のサーバーを利用している場合に「1台でもLinuxをサーバーOSに使用している」企業の比率は15.5%に