ECサイトを題材にソフトウェア開発の全工程を学ぶ新シリーズ「イチから全部作ってみよう」がスタート。シリーズ第6回は、開発方法の整備やスパイラルモデルなど、前回に続きさまざまな問題がある要求仕様フェーズの対処法について解説します。
ECサイトを題材にソフトウェア開発の全工程を学ぶ新シリーズ「イチから全部作ってみよう」がスタート。シリーズ第6回は、開発方法の整備やスパイラルモデルなど、前回に続きさまざまな問題がある要求仕様フェーズの対処法について解説します。
文:Colin Barker and Jonathan Bennett (UK.Builder.com) 翻訳校正:尾本香里(編集部)2006年05月29日 12時51分 Oracleの最高セキュリティ責任者(CSO)が、ソフトウェア業界にはバグの多い製品を販売するメーカーがあふれており、「ソフトウェア開発者が製作した飛行機には乗ることができない」事態に陥っていると発言した。 同社のCSOであるMary Ann Davidson氏は「大半のソフトウェア開発者が、安全性やセキュリティ、信頼性といった観点に基づいて思考する訓練を受けていない」と、業界の現状を酷評した。開発者は「パッチに次ぐパッチ」をリリースするという風潮に慣れきっていて、ソフトウェア市場を危険にさらしているという。 「ソフトウェア開発者がコードを記述するのと同様の方法で、建築業者が橋を建造したらどうなるだろう。おそらくは、朝一
癌(がん)を話題にしたがる者はいない。少なくとも一般的にはそう思われている。 しかし、ソフトウェア開発者のDouglas Reilly氏は、がんに対して、よりオープンなアプローチを取るよう勧めている。同氏は、1人の人間が会社の成功の鍵を握る場合があるソフトウェア開発業界において、自分ががんを克服したことを公表した経験をもつ。同氏のオープンなアプローチは、そんな同氏自身の体験がヒントになっている。 Reilly氏は、「誰でも緊急時に備えて何らかの対策を立てておく必要がある」と述べ、自分が仕事を休んでいる間、代わりに仕事をしてくれる人がソースコードを利用できるようにしておくことの必要性を強調した。 ニュージャージー州ブリック在住のReilly氏は、小規模のソフトウェア開発会社Access Microsystemsを経営している。同氏は、あらゆる種類のがんに対する遺伝的素因を持っているという。同
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