タグ

ブックマーク / hubinippou.seesaa.net (4)

  • 銀河ブログ協会の冒険 プロローグ: ラオスー

    ■プロローグ 銀河ブログ協会は銀河のブログ協会である。 銀河にはさまざまな団体、協会が乱立しているが、この銀河ブログ協会の設立には実に多くの人々が立腹し、ふざけたことをしてくれたものだと怒りをあらわにしたものである。まず第一に怒ったのはブロガーであった。その怒りのあまりの激しさはブロガーの怒りそのものであり、ブロガーの怒りそのものとはブロガーにならなければ絶対に理解し得ない深刻なものだったが、別にブロガーになりたくてなる知的生命体などこの銀河広しといえどもホモ・サピエンスしかいないので、その深刻さなど一顧だにされなかった。 なぜブロガーたちがこんなにも深刻な怒りを銀河ブログ協会にぶつけたのか。これにはやや入り組んだ複雑な問題が存在する。 まず第一に、銀河ブログ協会の設立趣旨である。これが、銀河中のブロガーを怒り狂わせる原因となった。そしてブロガーたちの怒りを呼んだ銀河ブログ協会の設立趣旨と

  • 脳内戦隊サイトロン: ラオスー

    銀河ブログ協会‐脳内戦隊サイトロン より ■脳内戦隊サイトロンとは 脳内戦隊サイトロンとは、ウェブの作法を守るために結成された脳内戦隊である。彼らはウェブの作法を守るためにはいかなる犠牲、いかなる不法行為、いかなる残虐行為をもいとわないスーパー戦隊である。 ■サイトロン要員の紹介 サイトロンレッド 脳内戦隊サイトロンのリーダー。熱い正義に燃える熱血漢である。その光り輝く正義の心で鉄拳制裁を行う。相手が小学生だろうが瀕死の病人だろうが公正な裁きの心で教育的指導を行い、改心させることが生きがい。多数のサイトを閉鎖あるいは更新停止に追い込んできた歴戦のエース。 サイトロンブルー サイトロンの名参謀であり、サイトロンきっての頭脳派。熱意だけでオツムの足りないサイトロンレッドの論理面をサポートする。天才的曲学阿世の徒で、いかなる難局も屁理屈で切り抜けるが童貞である。趣味は、屁理屈で馬鹿を煙に巻いて嘲

  • 私は作品としてブログを扱っている人の書くものが好きです: ラオスー

    言葉の価値を知り尽くした人の文章を無料で読める歓びを皆さんと分かち合いたいです ↑ この記事を書きながら漠然と思ったことを書きます。 ■私は作品としてブログを扱っている人の書くものが好きです なぜならば、言葉一つ一つの価値が高く、鑑賞に堪えうる場合が多いからです。言葉には価値があって、粗製濫造されたり、流通しすぎて供給過剰になってしまうと、価値が下落します。また、無理やり一つの意味に押し込めて文脈の中でガチガチに固めて身動きをとれなくしてしまっても、言葉はその光彩を著しく失うので、やはり価値が下がります。 センスの良し悪しはありますが、私は作品として自分のブログの記事を扱っている人は、言葉の価値についてよく知っている人が多いように感じます。理屈で知っていなくても勘で分かっているというか、そういうものです。 それで言葉の価値を知っている人は、それを扱う時に自然と慎重さをもって扱うんです。ここ

  • ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー: ラオスー

    原案:弁償するとき目が光る‐ネバーエンディング・ブログ論争の果て、または「で、どうするの?」という素朴な問い、あるいは危機的状況 ■プロローグ コポンチ・イャチッチの旅立ち コポンチ・イャチッチは夢の世界「ブロゴスフィア」で暮らす、体の一部分がとても小さいだけの、ごく普通の青年です。ある日コポンチは、畏くもこのブロゴスフィアをお治めになられている大君、ブログの女王様から突然お呼びがかかりました。コポンチは大変驚きました。彼は体の一部分がとても小さいだけの、ごく普通の青年なのです。そんなごく普通の青年に、畏くもブロゴスフィアをお治めになられているブログの女王様からお呼びがかかるとは一体どうしたことでしょう。 「これは大変だ。急いで支度をしてお城へ向かわなければ。しかし何でこの僕が呼ばれるんだろう?……ハッ、まさか、僕のがどれだけ小さいのかをお城のみんなで賭けてるんじゃないだろうな。どうしよう

  • 1