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ブックマーク / kaoriha.org (4)

  • 中里一日記: 僕の考えた携帯電話の新機能

    僕の考えた携帯電話の新機能 ソ連の鉄道には、囚人を動員して作ったものが多い。「枕木の一ごとに囚人が一人死んでいる」と言われる鉄道もある。実際に計算してみると、枕木一ごとに一人というのはさすがに嘘で、15ごとに一人の割合だったという。 いまでは、携帯電話に新機能が一つ増えるごとに、開発者が一人死ぬという。では死ねとばかりに新機能を思いついてみた。 普通のアラームは時間で鳴る。鳴らす時間をあらかじめセットしておくと、その時間に鳴る。アラームがメモと連動するとスケジューラになる。 このアラームを、時間ではなく、場所で鳴らせるようにする。 なにが嬉しいか。たとえば、外出の帰りに駅前で買い物をするときだ。家の最寄り駅を出たとき、買い物があることを思い出せればいいが、私は思い出せない。百発百中で思い出せない。家に帰ってから思い出し、ふたたび駅前に行くはめになる。しかし場所アラームのスケジューラが

  • 中里一日記: 左翼の戦略について

    左翼の戦略について 靖国問題にかまっているようでは左翼の先行きは暗い。靖国は右翼のアピールする場であって、左翼のための場ではない。左翼は自分でなにかをアピールすることが重要だ。たとえば、こんな具合でどうか。 俺は地獄のボリシェヴィキ 昨日は皇后犯したぜ 明日は天皇ほってやる 殺せ殺せ殺せ 王など殺せ カクメイせよ カクメイせよ 日の丸を血に染めてやれ オレには天皇皇后いねぇ それはオレが殺したから オレには在日米軍いねぇ それはオレが殺したから カクメイせよ カクメイせよ (『デトロイト・メタル・シティ』) この替え歌を流行らせるほうが、少なくとも靖国問題にかまっているよりはマシだと思う。

  • 中里一日記: 分散ファイルシステムとHDDのあいだに

    分散ファイルシステムとHDDのあいだに ファイルシステムやRDBMSは、なんらかの形でロック機構を持っている。ロック機構がなくてはデータの一貫性が保てない。 分散環境ではロック機構が性能の鍵になる。ノードの数を増やせば記憶容量が増える(スケールアウトする)のは自明だが、ロック機構はそうではない。 また、各ノードに備わるキャッシュ(ローカルキャッシュ)も問題になる。無効になったローカルキャッシュを適切に無効化しなければならない。 これらの要求は、ファイルシステムやRDBMSなどの永続化システムに共通している。また、分散環境では、素朴な方法(環境全体が一定数の同期オブジェクトを共有するなど)ではこれらの要求を効率よく満たすことはできない。 というわけで私は、分散ファイルシステムや分散RDBMSとHDDのあいだに、もう一つのレイヤを設けることを考えた。このレイヤのことを仮に「分散永続化システム」

  • 中里一日記: 今後のOSに望むこと

    今後のOSに望むこと 新しいOSを作ることが流行らなくなってから、長い年月が過ぎた。 念のため言っておくが、Linuxは新しくない。そしてWindowsも新しくない。どちらもC言語をベースにした、UNIXもどきのOSだ。1973年でOSの時間は止まった。いまも私たちはそこにいる。 おそらく私が生きているあいだには、OSは漸進的にしか進歩しないだろう。どのように進歩するかを、私の願望という形で予想してみる。 Java VMや.NET CLRを、カーネルに入れてほしい。もちろん、インタプリタでは話にならない。動的コンパイルされたコードが、カーネルモードで動かせるようになってほしい。メリットは以下のとおりだ。 ・カーネルモードで動くコードを、かなり安全かつ簡単に書ける Microsoftも、糞ドライバに青筋を立てるよりは、C#でドライバを書かせたほうがいい。というか、C言語で書かされるこちらも青

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