鈴木邦男氏の『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)は面白い。愛国者歴40周年の鈴木氏だからこそ、書いた内容だ。近く発足する安倍政権が、最優先課題で取り組むのが「教育基本法改正」だという。とすると、ふたたび愛国心論争をしなければならない。鈴木氏の新書は5月に発売された。すぐに、読み終えた私は教育基本法特別委員会の審議に活用させていただいた。 「愛国とは何か」「愛国者とは何か」「愛国者と真の愛国者は違うのか」 質問を考える際のいいヒントをいただいた。鈴木氏に会った際に「参考にさせてもらっています」と言ったら「どうぞ」と快諾してくれた。秋の国会で「愛国心論争第2弾」を始めるにあたって、ネイキッド・ロフトで続けている世直しトークシリーズにお招きして、じっくり話を聞くことにしたい。(といっても、トークライブは明日の7時30分より) 私は中学校から高校進学時の内申書に「政治活動の事実」を事細かに記