↑このテキストは、『惑星開発委員会』の善良な市民さんは、極めて強大である - シロクマの屑籠の続きです。 一つ前のテキストでは、『惑星開発委員会』、とりわけ主催者の善良な市民さんがいかに重武装の論者なのかについて記述してみた。以下そこの所を踏まえた上で、『惑星開発委員会』という“オタにつける薬”が医薬品としてどの程度有用なものなのか順を追って考察してみたいと思う*1。このテキストでは、『惑星開発委員会』の治療薬としての作用機序と、呼びかけの届かぬオタク達の姿について描写してみたいと思う。 なお、『惑星開発委員会』は、オタク/サブカル信者達の痛々しい優越感ゲームや防衛機制に依った迂回に対して手厳しいほどの挑発を行っているだけでなく、オタク文化/サブカル文化の評論・新しい歴史観の呈示・現状の考察といった分野において(1970年代後半生まれという出自・経験も含めた)重要な視点を提供している事は断