RSAセキュリティは,フィッシング・サイトを立てられがちな金融機関などのインターネット・サービス事業者向けに,フィッシング・サイトを停止してくれるようISP(プロバイダ)に働きかけるサービス「RSA FraudAction」を,2006年7月24日に開始する。価格はオンライン事業のユーザー数に応じて異なり,年額480万円(税別)から。別途必要となる初期導入費用は200万円(税別)。 一般に,自社サイトを真似たフィッシング・サイトが立てられていることを発見したサービス事業者は,事業者自身でフィッシング・サイトを停止させようとする。具体的には,フィッシング・サイトが立てられているサーバー機の管理者に連絡して事情を説明し,サイトの停止や収集済データの回収などを行う。多くの場合,直接の交渉相手はISPとなる。 今回RSAセキュリティがサービスを開始するRSA FraudActionは,本来であれば