#1 「六次の隔たり」の誤解 ポイント:SNSでよく引き合いに出される「世界中のどんな人も、6人の知り合いを介して繋がっている」という説には、根拠がない。 以下がWikipediaを起点に追跡してみた結果。 GREEについて GREEというネーミングは、1960年代後半に提唱された社会学の「Six Degrees of Separation」理論の一部から取ったものです。これは「6次の隔たり」とも呼ばれ、世界中の人間は6次の友達関係を通じて全て繋がっているとする考え方のことです。(強調はyucoによる) GREEに限らず、SNSの解説にありがちな文章だが、これは間違っている、というか証明されていない。 六次の隔たり - @IT情報マネジメント用語事典 ミルグラムは実験結果を示した論文『The small world problem』(1967年)で、“平均5.5人が仲介によって手紙が届いた