米Symantecは、今年上半期(1〜6月期)のセキュリティ事情などを調査したレポート「Symantec Internet Security Threat Report: Volume X」を発表した。攻撃対象の幅が広がるなど、より複雑化する実態が明らかになっている。 同レポートによれば、今年上半期に新たに発見された脆弱性は、前期比18%増となる2249件。ブラウザについて見ると、最も多くの新たな脆弱性が発見されたのは、Mozilla Firefox/Mozilla Browser。昨年下半期(7〜12月期)の約2.8倍となる47件の脆弱性が報告されている。一方、Internet Explorerの脆弱性は38件にとどまった。 今年上半期に新たに発見されたセキュリティ上の脆弱性は過去最高件数を記録した 出典: Symantec Internet Security Threat Rep