株式会社永野商店が展開している、ソニーの「ロケーションフリー」を利用したテレビの遠隔視聴サービス「まねきTV」に対し、NHKと民放キー局5社が「送信可能化権を侵害している」と訴えていた問題で4日、東京地方裁判所は申し立てを却下した。 「まねきTV」は、ロケーションフリー用のベースステーションを個人観賞用に預かるサービス。ユーザーがサービスに登録し、自分でエアボードとベースステーションを購入。一式をまねきTVに送ると、ベースステーションをまねきTVが保管。設定を行ない、エアボード部のみをユーザーに返送するというもの。 まねきTVで受信したテレビ映像をベースステーションでネット送信し、ユーザーは海外など、直接テレビが受信できない環境でも任意の放送局が遠隔視聴できるようになる。利用料金は入会金が31,500円、月額利用料が5,040円。エアボードから操作できるデジタルレコーダを預かるサービス