自民党の復党問題で一番問題だと思うのが、「誓約書」を提出させたこと。 「『違反したら議員辞職』という足枷がないとこの人を信頼できない」と言っているわけだ。それには同感だけど、信頼できない人を同士として迎え入れるべきではない。そもそも、議員の口を縛るのは本末転倒。 自由にモノを言う議員が、議論を戦わせた結果として、たまたま一致する所があれば一つの政党に集まり政策を実現していくのが議員内閣制の本義である。議員の言論に枠をはめるのは、その議員に投票した有権者の意思をないがしろにするということで、いかなる例外的事態でもどんな瑣末なことでも見逃すことはできない。 もちろん、そういう条件を受け入れる方にも問題がある。 そして、情けないのが小泉チルドレン83人の「小物感」。 小泉さんの言動は、今回ばかりは理解しかねるし支持できないが、それでも2点だけは想像できることがある。ひとつは、最初に反射的に出た「