Symantecがまとめた報告書によると、今後Win32の不正コードがさらに多様性を増し、Web2.0のセキュリティ脅威、Ajax攻撃が増加する見通しだ。 米Symantecは9月19日、今年上半期のインターネットセキュリティ脅威動向に関する報告書を発表した。報告書は、大きく分けて「将来展望」「攻撃傾向」「脆弱性傾向」「不正コード傾向」「フィッシング、スパム、セキュリティリスク」の5項目で構成されている。 将来展望は、これまでの調査に基づき、今後6カ月から24カ月間の傾向を予測したもの。SymantecはWin32不正コードの増加を警告。またブログなど、個人が様々なプラットフォーム上でコンテンツを作成可能なWeb2.0技術が、悪意あるサイトやウイルス、スパイウェアの入口となる可能性を指摘している。また様々なWebサービスを結ぶAjaxも、その性質ゆえに攻撃のターゲットとなりやすいと見る。
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