⇒猫を償うに猫をもってせよ - 古典はいつ読み終わる 先日、ゴーゴリの「死せる魂」と、ゾラの「居酒屋」を、いずれも百円くらいで古書店で買った。どちらもまだ読んでいないが、はて、自分はいつになったら、このレベルの古典的文学作品、あるいは古典的著作を全部読んでしまうのだろう、と考えた。 これほど読みに読んでも古典的作品を読み終わらないのに、新作小説の片々たるものなど読む人は、何であろうか。そういえばトゥキュディデス「戦史」もまだだ。 私も同じ嘆きを持つ。まあ、猫猫先生とは嗜好が違うし、私は後期モームや後期ヘッセからは強い影響を受けた。 「月と六ペンス」なんか現代でもまだまだ面白いと思う。この作品はゴーギャンの文脈や芸術家の文脈で語られることが多いが、女という奇っ怪な生き物という点で読むのほうが面白い。 月と六ペンス: モーム,行方 昭夫 平成の時代の優れた翻訳, 2005/11/13 レビュア

