昨年の9月に行われた「郵政解散・総選挙」で「国会を面白くする」と宣言して活動を再起動して1年3カ月。とたんに05年特別国会で共謀罪と格闘し、今年の通常国会では本格的な共謀罪制定騒動とキリキリ舞いし、強行採決未遂の後には教育基本法の徹底審議に向き合った。9月に発足した安倍政権下の国会でも、11月以降の総力をあげて教育基本法の連日審議に入り、同時に鎌首をもたげてきた共謀罪の審議入りと対決する二面作戦を強いられた。 残念ながら、教育基本法は参議院本会議で可決・成立した。何とか成立を阻止しようと社民党は国民新党・共産党とともに消極的だった民主党をつきあげ、昨夜の幹事長・書記局長会談で「安倍内閣不信任案」の提出を決めた。朝、9時に衆議院で提出された内閣不信任案は、全国会を一時凍結した。与党は、4日間の会期延長を決めた。そして、1時から始まった衆議院本会議では、民主党の菅直人代表代行が1時間にわたる趣