2016年11月19日、韓国・日刊スポーツによると、慰安婦を描いた韓国映画「鬼郷」の監督・趙廷来(チョ・ジョンネ)氏が、「ナヌムの家(元慰安婦の後援施設)のボランティア活動をした時に慰安婦をテーマにした映画を作ろうと決心した」と明らかにした。 趙監督はこのほど、韓国のバラエティー番組に出演し、02年に「ナヌムの家」を訪問した際、元慰安婦の姜日出(カン・イルチュル)さんから、「慰安所ではなく屠殺場だった。幼い少女たちが連行され、1日に29人を相手にした。病気にかかると集団で処刑された」などとの話を聞き、映画を作ることを決心したと明らかにした。 その上で、「50万人が連行されたが、生きて帰ってきた少女は2~3万人だった」とし、「その他の多くの人たちはどこへ行ったのだろうか」と問いかけた。 http://www.recordchina.co.jp/a155627.html